私は薬局の待ち時間を減らす対策として
「処方箋を薬局に提出して一旦帰宅し、あとでお薬をとりにいく」ことが多いです。
薬局は、待ち時間に外出して大丈夫です。
調剤薬局に約5年務めていた経験から実行していますが、待ち時間のストレスは、これでだいぶ減ります。
薬局へ処方箋を出し、あとで取りに行く
処方箋の有効期限は4日間
処方箋は有効期限は、もらった日(お医者さんに行った日)を含めて4日間なので、たとえば月曜にもらったら有効期限は月、火、水、木の4日間で、金曜に薬局に処方箋を持って行ってもお薬をもらえません。
もし金曜日にもらった場合、金、土、日、月の4日間で、休日祝日などは関係ありません。
ですので、お医者さんや病院で処方箋をもらったら、まず薬局に処方箋を提出します。
受付、問診などする
処方箋、お薬手帳、場合により保険証やマイナンバーカード、そのほか必要なものを提出します。
ジェネリック医薬品を使うかどうか、希望があればこのときに伝えます。
子供の場合は、薬の量が適正範囲かどうか薬剤師が確認するため、体重を知らせておくとスムーズです。
伝え方は、たとえば「15キロ」で十分で、「15.3キロ」などの小数点以下の細かい数字はなくて大丈夫です。
初めて行く薬局なら、問診があるはずなので書いておきます。
でないと、お薬を取りに来た時に書くことになったりして困ります。
「あとで取りに来ます」と伝える
必要事項を伝えたら「あとで取りに来ます」と伝えて、私はいったん帰宅します。
(あとで→1時間くらいしたら、夕方ごろに、など言い換えることも多い。)
待ち人数が少ないようなら、「10分くらいでできそうですか?」など会話して、そのまま待つこともあります。
「戻られたらお知らせください」と、言ってもらうこともあります。
「帰らないでください」と言われたことはありませんが、「13時までに取りに来てください」など言われることはあります(土曜で閉店時間が近いなどの理由で)。
まず大丈夫なはずですが「一度帰って、あとで取りに来てもいいですか?」と一言聞くと丁寧ですね。
自分の都合のいい時間にとりにいく
家で休憩したら、自分の都合のいい時間に取りに行きます。
薬局に戻ったら「先ほど処方箋を預けた〇〇ですが、もどりました」と受付の方に声をかけます。
すると薬剤師さんが、対応中の患者さんが終わったタイミングで呼んでくれます。
これで、ほとんど待ち時間がなく、お薬をもらうことができます。
2回薬局に行く必要はありますが!
大人ひとりなら、スマホでも見ながらその場で待ちますが、子連れなら2回行くほうが私は楽に感じます。
家から遠い薬局なら、公園などで遊んだり、レストランで食事をしてから行くこともあります。
薬局で待ち時間がかかる理由
読み飛ばしてもらって大丈夫ですが、知っておくと気分が楽になるかも、の話です。
子供の薬は準備に特に時間がかかる
薬局で働いた経験上、子供の水薬や粉薬を準備するときは、特に時間がかかると感じています。
作業は、おおよそ以下のとおりです。
・体重を確認して、処方箋に書いてあるお薬の量が適正範囲内か確認する。
・粉薬→量を測り、機械をつかいながら小袋に分けて入れる。
・水薬→量を測って容器に入れる。1回分の量がわかるように印をつける。
・お薬を準備した記録をもとに、間違いがないか確認したり、ごみなどが入っていないかよく見る。
・お薬手帳の情報などをもとに飲み合わせなど問題ないか確認する。
これが、大人の薬であれば、体重を考えることはめったにないのと、錠剤だと名前と数を確認するだけで済むので、水薬や粉薬に比べると短い作業時間で準備ができます。
もちろん、飲み合わせの確認や適正量の確認はしています。
子供の薬は、水薬や粉薬が多く、しかもそれが複数処方されることが多いので、時間がかかると感じました。
順番なので時間がかかる
たとえば、貼り薬や目薬だけ、なら、短時間で準備できます。
しかし、薬局では受付順にお薬が準備されるので、自分の薬が短時間で準備できても、前の人が準備に時間がかかるようなら、当然待ち時間は長くなります。
注意点:病院から離れた薬局では、薬の在庫がない場合がある
家の近くの薬局をかかりつけ薬局にしている方は多いと思いますが、その薬局から離れた場所にある病院の処方だと、お薬が薬局にない場合があります。
取り寄せなどして準備はしてもらえますが、うけとれるまで時間がかかることがあります。
薬の種類は膨大なので、全種類の薬を在庫するのは現実的ではないのです・・・
消費期限が切れる恐れがあったり、置き場所がないなどの理由です。
まとめ
処方箋をもらったら、まず薬局に行き、受付をして「あとで来ます」と伝えて帰宅します。
家で食事したり、公園で遊ぶなどして過ごしてから再度薬局へ行くと、待ち時間少なくお薬を受け取れます。
2回行く必要はありますが、薬局で子供と待つ時間が私にはつらいので、多くの場合取りに行きます。
「いったん外出してもいい」と知って楽になる人が増えたらいいなと思って、この記事を書きました。